異星人による地球介入・人類改造プロジェクト5/7 【フランス国立科学研究所】

異星人による地球介入・人類改造プロジェクト5/7 【フランス国立科学研究所】


介入計画は今日も見直しが続けられてはいるが、大きな問題が残されている。政府の行政機構に介入して迅速に無力化する決定がなされた場合、われわれとしては地球社会との接点となっている、手紙を通じた既存のネットワークシステムを頼みとすることはできないであろう。この微妙な点を、ここでもっとはっきりさせておきたい。

流血の事態を想定した介入モデルに従えば、最初の段階においてはこのような接触システムを造る必要はない。敵の指導者を捕まえて物理的に抹殺するまでだ。敵の防衛システムを制圧し、われわれがどれほどの強制手段を持っているか、その証拠を見せるだけで十分ではない。だからわれわれとしても、そのようなことに貴重な時間を費やすわけにはいかないのである。そんなことをしても侵略と勘違いされて、抵抗運動が発生するだけであろう。
われわれが制圧すると言う場合、それは地球の社会経済組織に深刻なダメージを与え、集団的パニックを引き起こし、労働や行政の機能を麻痺させるという意味ではない。むしろそのような事態を回避しうるような、権力機構へのアクセスの仕方のことを言うのである。
あなたがたには当然、このプロジェクトの基本方針を明かすわけにはいかない。ただ、これは各国の決定機関にいるあなたがたの同胞を対象として、攻撃的行動において決定的役割を果たす扁桃体ニューロン構造や、前頭部と視床部皮質の樹枝網を遠隔操作するものである。マスコミはすべてわれわれの支配下に入る。そして、人を不安にさせずに変革のプロセスを徐々に浸透させるために機能することとなる。それはこのような自覚が次第に深まって、ついには地球の最高峰の知性が、地球の支配権は地球外生命体の手によって掌握されたのだと同胞に知らせるようになるまで続けられるであろう。

この段階ではわれわれとしても、一部の地球人たちの協力が必要となる。われわれの真の目的を、われわれの誠意を、深い意図を悟らせて同胞を落ち着かせるために、われわれがどのような緊急の事由によって一時的にせよ地球の支配権を奪取するような挙に出たのかを理解させるために、彼らにわれわれと地球人との架け橋の役割を果たしてもらうのである。
そればかりでない。彼らはわれわれの直接行動に直面したあなたがたが何を必要とし、どんな欲求不満に悩み、どの程度の不安や苦悩を抱き、不正が行われているという感情を持つかを、もっと公正に正確に察知する手助けをしてくれることになるだろう。われわれはこうして得られたデータに従い、あなたがたに対する戦略を修正していくのである。このように対策を講じないとしたら、二つの人類間のコミュニケーションの可能性は(一方が一時的に制圧されてしまうわけだから)ゼロとなってしまうだろう。
あなたがたの集団的不安や、未知の宇宙人によって支配されているという感情によって、攻撃と、恐怖と、自殺と、組織や国家活動の破壊と、人口移動の強迫的社会現象とが生じ、収拾のつかない事態になるだろう。われわれがテレビに登場して、あなたがたの不安を静めようとしても、何の役にも立ちはすまい。敵の侵略者が相手を説得できるわけがないのだから。

われわれはこうした点を考慮して、まず少数の地球人グループを育成し、彼らを万一の際に向けて準備させることに決めたのである。このプロジェクトには大きな困難が伴っている。われわれは著名な政治家を選ぶわけにはいかなかった。そういう人こそ介入の決定が下されるとまず第一に制圧しなければならないからだ。科学者もやはり駄目である。彼らはすぐにも、われわれの正体の物的証拠を要求するだろう。だがわれわれとしてはいくつか重大な理由があってそうするわけにはいかないのである。社会的文化的に言って下層に属する人々に接触する考えもなかった。そういう人の能力では、われわれのもたらすデータの深い意味を理解することは不可能と思われるからである。知的レベルの低い人物は、状況を的確に判断することができず、ましてやそれを客観的に表現することはできないのである。


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