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異星人による地球介入・人類改造プロジェクト7/7【フランス国立科学研究所】 ---------------------*-----------------*--------------------- 読者はこれを読んで何を感じられただろうか。わたしとしてはどうもこの「人類救済」計画は、ユミットがずっと以前から温めていたもののような気がする。彼らがどうしてもこの計画を実施する必要に迫られる可能性は、今日の地球文明の八方ふさがりの状況からして、残念ながらきわめて濃厚である。 手紙によると、ユミットに限らず地球に今潜んでいる宇宙人の種族は、みな地球人の頭脳を遠隔操作できる、きわめて精巧な技術を持っていることになる。彼らには脳の記憶に貯えられているデータを消去したり、狙いをつけた"人間"の心的現象を自在にコントロ-ルしたりするくらいは、朝飯前なのだ。この種のテクニックは、地球の主たる責任者の心を、本人には気づかれないように操作するために用いられることになるだろう。 ユミットは正式に姿を現わして、「貴重な時間を浪費する」ようなことはしないのだ。そんなことをしても恐怖心と敵対心とパニック状態のメカニズムを始動させるだけだということくらい、百も承知なのだから。地球は速やかに"手かせ足かせ"をはめられてしまうことになるだろう。少なくとも人類の性格を完全に変えてしまうまでの間は、そうするほかはないことになる。 ユミットは人類改造の独自の計画を構想している。強力でしかも「流血の惨事を招かないですむ」ような手段 それは教育である。彼らの計画に従えば、生まれた子供は両親から直ちに取りあげられて、「イデオロギー的感染を未然に防ぐ」ために隔離される。子供たちの精神構造はまったく親とは違うふうに造り直されるのである。人類の未来はユミットたちの手によって完壁にプログラムされており、当事者の意向なぞは初めから無視されているわけである。 (引用終了) 【宇宙人ユミットからの手紙U】仏国立科学研究所 主任研究員 J・P・プチ著 徳間書店 ---------------------------------------------------------------- ※惑星ウンモ=地球から約15光年離れた乙女座の中にある惑星。地球文明より約600万年進んでいる。 姿は地球人の北欧系人種とほとんど見分けがつかないとされる。 地球までは双子の宇宙構造を利用し、約半年で地球に到達することができる。 |
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